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WRESTLE MAGIC

2024/05/04

昨晩もatticとtを巡回。

編曲家の船山基紀のファンがいて、その編曲縛りの選曲。大変素晴らしい時間だった。知らない曲をたくさん聴いたと思う。この2曲は相当に良かった。

あとははじめてゴスペラーズがTodd Rundgrenの「A DREAM GOES ON FOREVER」をカバーしていることを他人に話せた。そのお客さんとはLINEも交換したりして、フリーソウルの話をしたりした。

そのあとnext doorで黙ったり喋ったり。天然素材のファンだった方の話を聴きながらメーカーズマークのダブルバレル?(カスクストレングスだった)をいただく。めちゃくちゃ美味しくてビックリした。酔ってないときにちゃんと飲んでみよう。


今日は子どもと公園で遊んだりしつつ、空き時間はほぼプロレスの中継に使う。

「WRESTLE MAGIC」はもちろん楽しかったのだけれど、やっぱり「NOAHにとっての」魔法であることは感じてしまい、いまいち最後まで盛り上がりきらずに終わってしまった。これが通常のビッグマッチだったらとんでもなかったのだけれど、PPVで買ってまで観るべきだったかというとちょっと疑問。

ただそれでもスターダムを蹴ってマリーゴールドへ旅立ったレスラーたちの覚悟のようなものは感じ取れたのが良かった。とくに桜井まい=桜井麻衣=貴婦人は、なぜだかとても注目してしまうというか、共感を強く覚えてしまう。貴婦人マイクは引き継げるようでとても安心した。あとMIRAIもスターダム以上に輝いてなかった? 団体移動の多い彼女だし、東京女子ファンとしては複雑な気持ちも多少はあるけれど、まちがいなくより輝ける場所を選び取っているような気がする。



仕事はアイモカワラズ順調。

「順調」というのはポジティブな意味合いの言葉だけれど、かならずしも良い側面だけではない。そのうち半分くらいは「昨日の自分から変化がない」みたいなニュアンスを含んでいるからだ。

おなじみ「成長しなくてはいけないのか? 必ずしもそうではないだろう」という反論が出てくるけれど、単純に「面白さ」の観点だけで言うと面白くはないだろう。大変であれば快適を求めるし、快適であれば大変を求める。適切にコントロールされた大変さ、を少し超えたように錯覚できるような大変さが求められる。キッザニアみたいな世界になっちゃうけどさ。

一方で個人開発のほうは、なんかすこしブレークスルーがあった。「代数的データ型」について少し理解と納得が進んだからだ。

継承の弱点を考えてみると、それは「継承先がなにかわからない」点にある。抽象的なTaskクラスがあったとして、ToDoTaskクラスとCompleteTaskクラス以外にもあるのか? みたいな(実際にある)。これを型のUnionとして表現できるようになれば、たしかにパターン分けなどは楽になるし、そのほかのメリットもありそうだ。

どうやら上記の関係を直積と直和と表現するらしい。今度ちゃんと勉強しなおしてみようかな。

朝のうちにちょっとした片付けは完了していたので、寝室や浴室の掃除を少しだけ手掛ける。やることをリストアップしながらひとつずつ潰していけば、それぞれ20分ほどで終わる。なぜこれまでやらなかったのだろう。死ぬ直前になって「やりたいことリスト」みたいなのを書いたとしても、いざやったら5日間ぐらいで終わりそうだ。

ほうじ茶のチーズケーキを前から作りたくて、いよいよチャレンジ。これも実質30分ぐらいで終わった。久しぶりに「前を向いて、やりたいことから手をつけよう!」みたいな時期が訪れている。

「意識の高い」みたいな表現を最近聞かなくなったけど、ああいう形容詞はある人間に永続的に係る言葉ではない。むしろ「状態異常」や「バフ」のようなものであって、たまたまそういう時期が訪れているのだと理解したほうがよい。意識の高いモードになったら意識の高いことをすればよいし、世の中を恨むモードになったら徹底的に恨めばいい。人間の連続性なんてそんなものだという感覚がある(いまはニヒリズムか?)。


GWの中日で、子どもは保育園に行くモチベーションを失ったらしく(お腹の調子が悪かったのも原因のひとつだと思う)、なかなか引き渡しが大変だった。以前の小規模保育園だと先生がつきっきりで引き渡せるのだけれど、通常の保育園だとそういう特別扱いは当然なく、さりげなく放置して逃げるようにして帰ってきた。

仕事はコーディングをたくさん。E2Eテストのシナリオを作成したうえで、それを満たすようにコーディングしていく。

ところまではよかったのだが、既存の実装に手を加えるところで迷う。「修正する」だけなら簡単だ。ただ「どの程度のキレイさを保つか」は、開発者によって様々だと思う。たとえば1000行ある既存コードを1200行にしたとき「まあそんなもんだよ」と思えるか「悪事に手を染めてしまった」と感じるか。さらには自己評価と他者評価がある。つまるところコミュニケーションやマネジメント(リクスマネジメント)の領域に足を踏み入れている。

コーディングそれ自体は麻薬のようなもので、ただやってるだけで快感である。だからときおり「この行動は成果につながっているか」を確認してやらないといけない。それすら「うるせぇ楽しいからいいんだ」となるから怖い。

遅ればせながらDMM TVの無料期間をつかって『大脱出』を視聴。ただただ画力の強さで笑う。絶対にこんな仕事はできない。でもつらい目に合いながらも仲間意識で笑っている芸人たちを心から羨ましく思う。友情とは土に埋まらないと生まれないのか。


午後から仕事。コードを書きながら、いろいろと考える。当たり前か。それが仕事だもんな。

コードを書くのは楽しい。一方で(わかりきっている)テストを書くのは、クリエイティビティに欠ける。極端な話「だれでもできる」と感じるときがあるのだ。

しかし最近思うのは、クリエイティビティのない作業においても重要性を理解して先んじてやってこそプロなんだな、とあらためて思う。まったく自慢したりはできないけど、確実に質は高くなるし、個人としての満足度は高い。不足している要素は、口八丁でどうにかなるし。

最近「部屋を片付ける」だけで30分ぐらいかかっている。キレイにするのではなく、足の踏み場がない状態や心がザワつく状態から復旧するだけでこの時間だ。もし一人暮らしだったら、おそらく半分ぐらいのものを勢いで捨てていたであろう。

ミニマリストって「落ち着きのある人」とか「スローライフを生きる人」ってイメージが強いが、私が思うにその実態は「衝動的にものを捨てたくなって、我慢できなかった」とか「ものがあることに耐えられなくなった」とか「少しでもものがあると際限なく増えてしまうことを恐れている」とか、もっとネガティブな要素が強いはずだ。すくなくとも私は20年後ぐらいにそうなるだろう。


ChocoPro 368

2024/04/29

昨日食べたラーメンか、なにかが悪かったのか、夕方以降はずっと腹痛と頭痛と吐き気でダウン。とても最高な一日だったのに、最低の状態で今日を過ごしている。

昨日ははじめて我闘雲舞の「ChocoPro 368」を観に行くため、市ヶ谷チョコレート広場へ。

本当に楽しい時間だった。プロレスを目の前で観ることは、単純にそれだけで楽しい。そのうえではじめて駿河メイ選手を生で観ることができたし、1月以来のくいしんぼう仮面に会えたし、間近で観た小石川チエ選手や高梨将弘選手もカッコよい。高梨選手にいたっては、去年のプロミネンス興行で観たとき以来にちゃんと観た気がするが、初見とおなじくセクシーさが際立つ(多少コミカルなキャラクターなのだろうけど、まったくそう思えない)。

夜にすこしだけ復活して、ひさしぶりにツール類の改善をしてみた。Weztermを使うように試してみたり、NeoVimをもっと本格的に使うことができるか考え始めた。どんどんIDEが便利になりつつあるから必要性を感じなくなってきたけど、やはり「キーボードだけでなにかやってる」というのは単純にカッコいいよね、といまだに思ってる。

食事の準備等々をやったあと、原宿ぽむ選手の動画を遊びで作ってしまった。


昨日以前のことを振りかえっておきたいのだけれど時間がないので、とりあえず今日のことだけでも。

トーマスの映画を子どもと見に行き、トミカのハッピーセットを2つ買う。年間に飲むコーヒーの3割程度はマクドナルドになってきた気がする。家でははじめてポケモンのアニメをYouTubeで見てみて、子どもがとんでもなくハマっていた。

これを多分5,6回は見た気がする。もうiPadの操作も完璧で、見たいシーンを何度も繰り返したり、なんならOP曲を覚えたいようで何度も止めては歌詞を覚えようとしていた。

それを横目に、こっちは東京女子の「TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING」とスターダムの「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2024」を視聴。

東京女子のほうは5.6の前哨戦。相変わらず原宿ぽむ上福ゆきも、どちらもどんな試合だろうが同じことは一切やらない。「今日はビッグマッチじゃないし、まあいっか」なんて言ってたら後悔するような試合を出してくれる。HYPE!2(のことをまだ書けてないんだ!)が明けて、というか本当にここ最近のらく選手も好き。天龍源一郎ジュリアに「異端であれ」とアドバイスしたことを週プロで読んだけれど、そういう意味では東京女子は異端が揃っている。

スターダムは、正直興味を失いつつあったのだけれど、やっぱり「スターダムはすごい」の一言。配信で見ていたのに声が枯れるかと思ったぐらいだ。中野たむ&なつぽい対アジャコング&伊藤薫の対決も素晴らしかったし、そのあとの4WAYのゴッデス・オブ・スターダム選手権試合、メインイベントのワールド・オブ・スターダム選手権試合あたりのクオリティの高さにビビりまくってた。サプライズの質と量も圧倒的。テクラは一気に化けるかもしれないし、とうとう藤本つかさ選手の現役をこの目で見れることに興奮している。

そしてそのなかでも、岩谷麻優対Sareeeは一生忘れないであろう試合のひとつになった。プロレスの怖さが真っ直ぐに伝わってきて、感動とは別の角度で途中から泣きながら観てしまった。試合が終わったあとの座礼で、ようやく一般的な感動に。試合中に感じた興奮に近い感覚は、また味わうとしても相当先のことになるだろう。そうそうあっちゃ困るよ、って感じ。

このシーンから後はずっと絶叫していた気がする。

Final Cutをインストールしていたことを思い出し、Twitterに上げられたなかった動画を編集しなおしてアップした。どちらもぽむちゃん関連。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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